1er étape 2eme étape

2/24/2009

ペダルの軋み

右ペダルが調子良くない。
いつからだったかな?もう半年ぐらいにはなるだろうな。

勿論バラしてみたんだけど、昔ながらのバラ玉じゃないからさ。
どうなんだろう、こう云うシールドベアリングペダルの調整ってぇのは。
例えば手持ちの別のペダルだとキャップを開けても
圧入されたベアリングとシャフトの頭が見えるだけでそれ以上バラけて呉れない。
しっかりベアリングが圧入&固定されているんだろうな。
モノはSunTour SuperbProだからこう云う構造のものが良いものなのだろうと云う察しは付く。


一方件の今使ってる奴はキャップ開けて見えるナットを緩めれば(きついけど)
ちゃんとシャフトが抜けて呉れる。
おまけに(ここが重要だが)ベアリングまですぽっと取れてしまう。
で、幾ら組み立て直しても調子が悪い。

どうなんだ?

シャフトやベアリングが抜ける事自体まずいのではないのか?
しっかり圧入されてたのが何かの拍子に緩んでしまったのかと思ったけど、
内部の構造を見るに圧入なんてしようもない。
単にさっき外したナットで締めるだけの様に見える。
締め過ぎると矢鱈渋くなる。
ぎりぎりで止めてもやっぱり調子が宜敷くない。

何なんだ一体!
もう修復不可能って事なのだろうか。
シールドベアリング交換してみようかな。
こう云うのって規格品なんだろうから
ベアリング屋行けば(行かないって)売っていそうだ。

あ、その前に不具合のない左ペダルの現状を把握した方が良いかも。
ふと思いついた。
左のベアリングを右に入れて問題なければ悪いのはベアリングだな。

ようしやってみるか!

最悪の落ちは調子の良かった左まで調子悪くな.....怖くて書けない。

***** 作 業 中 *****

結果。

左側を分解してみたが、シャフトは抜けるもののベアリングは抜けない。
矢張りベアリングがペダル本体に圧入されていて然るべきなのだ。
右側は矢張り圧入していたベアリングが抜けてしまったのが不具合の原因だった様だ。

しかし、ここで悲しいお知らせがあります。

右側ペダルは修復不可能です。

ペダル・クランク周辺って右ネジなのか左ネジなのか今イチよく分からないところがある。
漕いだ時に締まる方向になっているのか、いないのか。
ペダル内部のネジともなるともう分かりません。
で、ネジがなめてしまったご様子。
固定はされているがその状態で空回りしている。
これは、

基本的な構造もよく分かっていないくせに
いい気になって『整備だ』云々抜かしているド阿呆

の仕業である。

逆ネジになってた記憶があるんだけどな。
あんまり固いから頑張ってしまったらいつもこうだ。
この乗りで『リアエンドを潰した』事がある。
これで前科2犯か。
あ、いや、フツーにクイック軸ぶっちぎった事もあったな。
前科3犯だ。

恐らくネジがなめたのは今日ではない。
この間やっぱり気持ちが悪いからと言って分解した時に
ああだこうだやっていて、どうもベアリングがきちんと固定されていないっぽいから
このネジをきつく締めるんだろうか?と勘違いして軸が激渋になるほど締めた時があったが
恐らくアレが致命傷だったんだと思う。
きちんとした知識があれば、いや、正常な判断能力があれば、
『ベアリングをナットで固定する』などあり得ない事ぐらい分かるだろう。
勿論、軸を固定するのはナットでも良いかもしれないけれども、
ベアリング本体をケースに固定する方法は圧入だろう。

だからこの状態(軸とベアリングの内径がナットによって固定されている)で
ベアリングをペダル本体に圧入してしまえば恐らく不具合は解消される筈だ。
今は夜中だからガンガンやるわけにはいかないが
明日やってみようと思う。
ベアリングに負荷をかけない様にベアリング外径を上手く圧入出来ると良いのだが。
ソケットで上手く行かないかな?
うーむ。

やれやれ。
ま、どうせ気持ち悪いペダルだったし、授業料だったと云う事で納得はしますがね。
誰かが言っていたな、
『失敗しないなんて、どこが楽しいんだ?』

Dixnaのトレースペダルは、確かに見た目良い感じではありますが、耐久性に難ありです。
まずもってプレートがやわ過ぎ。
ちょっとぶつけただけで簡単に曲がります。
また、材質(アルミ?)も悪く、使っているとすぐに表面が荒れて来ます。
黒は塗装されたヴァージョンですので表面保護に関しては良いかも知れませんが
曲がりやすいのは恐らく一緒だと思われます。
今回の僕の症状(ガタ?異音?)については、いつの間にかこうなってました。
恐らく倒れた時に(止めてあった奴が倒れていた事が何度かあります)
ペダルに負荷が掛かってしまいベアリングが抜けてしまったんでしょう。
ここに関しては倒れた時の負荷がもの凄かった可能性もありますので
この製品の品質云々を言うつもりは全くありません。

と云うわけで、ペダル本来の性能としては特に問題はないのかも知れませんが、
矢張り幾つかの点で『しっかりとしたペダル』とは言えないのも事実だと思います。
外見がほぼ同じものがBazooka(綴り不明)等から出ていますが、
そっちの方は中身がどうなってるんでしょうね。
店頭で軸を回した感じでは明らかにDixnaブランドのものと感触が違います。
まさかバラ玉?だったらそっちの方がメンテしやすかったりして。
そっちの方が安いですし。
どこまで部品が共通なのか興味はあります。
売価で2000円ぐらい違うかな?    ←最新価格調査の結果そんなには違わない。
                     でもカトーは未だに6kオーヴァーだぞ、なぜだ?

見た目は、何度も言いますが、とても好きなペダルだったんですが、
なかなか上手く行かないものですな。

SuperbProのペダルを付けましたが
矢張りかっちりしています。
プレートが黒いのが微妙に気に入らなかったりしますが、
まあ、いいか。
あんまし見た目ばっかし言っててもしょうがないし。

P.S.
本体だけでも売ってた↓
http://ingsendai.com/?pid=5989434

3000円か。
リベンジしても良いか?
いや、同じ轍は踏まない、か。

0 件のコメント:

Archiv

Category