自転車談義

帰り道の事。

和合を過ぎて人形の久月の交差点のところで声を掛けられた。

『それ、何キロぐらいですか？７、８キロ？』

声の主はさっきパスしたアルミフレームの自転車のおっさん。

『いや、１０キロぐらいありますよ、昔の鉄フレームですから。』

そんなやり取りから始まって、結局植田の『べりーぐっど』まで、
色んな話をしながら一緒に走った。

ディープリムの奴に乗ってたらしいが中学生に当て逃げされてお釈迦になったとか。
で、今の自転車は息子さんから借りて乗ってるらしい。
よくよく見るとディレイラがD/Aだ、74系。
ブレーキもまともなキャリバが付いている。
一見フツーのアルミフラットバーだけど、
ちょっと事情が変わって来るな、そうなると。
ただ、シューだけ一般車用の微妙なのが付いてて、キーキー鳴きまくりだが...

更に話を聞いてると、どうやらウィールも自分で組んだらしい。
まじすか。
組むの大変だったでしょうと聞くと、
最初ネジ山（スポークの）で合わせて、後は何回転させるかで合わせた、とのこと。
でも後ろは左右で違うから難しかった、とも。
そりゃそうだ。
自転車に興味津々の様で、いろいろ聞いて来る。
チューブラーはどうだとか、そのハンドルは何だとか。タイヤが細いな、とか。

自分でウィール組んじゃったら、そりゃもう、面白い筈ですわな。