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7/29/2008

現代に於けるチュブラータイア考

結局後輪のタイアはバルブの根元に亀裂があった様で、さようなら。
空気を入れる時にポンプの口金をバルブにねじ込むんですけど
恐らくその時にバルブを必要以上にひねってしまい、バルブの根元に負担をかけたのだろうと推測されます。
まあ、ありがちと云えばありがちな事ですね。
中古で買ったホイールに付いて来たタイアですから正味どれだけ走ったのか想像も出来ません。
僕が乗ったのは600km位ですかね。

さて、取り敢えずは手持ちのVittoria Rally 21-28 を付けて走ってますけど、これがね。

いやぁ、人間良いモノを知ってしまうと劣るモノには戻れないと云うか何と云うか。

さよならしたタイアは同じくVittoriaのpro team Corsa CX TT 21-28で
して、
こちらは現行品ではありませんが恐らく定価8000円位のモノでしょうか。
290TPIなんだと思います上にチューブがラテックス。
しっとりとした乗り心地の高級チュブラータイアでした。

一方張り替えたRallyの方は一番安い奴でして220TPIですか。硬い乗り味です。
って言うか、これが同じタイアか!と云うくらいに違いますね(同じじゃないって)。
こちらは現行品定価で2000円ちょっとかな?
僕は1300円くらいで買いましたけど。

お値段1/4で乗り味も1/4ですか。

今までずっとRallyに乗ってたくせに今となっては『こんなタイア乗れるか!』ぐらいに思ってますね。

でも在庫もあるから当分は乗りましょうね〜しくしく。
空気が抜けないのが唯一のポイントでしょうか。

あ、Rallyと云えば、そうそうこんなのがあった↓


http://www.kalavinka-bikes.com/picture/wonderland/p_wdld289.htm

いやあ、やっぱり来ましたね、白Rally。
これも矢張りと云うべきか、カラヴィンカさんから供給されてる様です。

このところヤケに白タイヤが多いなとは思ってるんですよ。
GranCompeの真っ白タイヤもそうだし(真ピンクもあるね...)、

VittoriaのクリンチャーではRubinoProとかZaffiroとか。

http://www.kalavinka-bikes.com/image/sale/zaffirowh.htm

白タイア好きとしては良い傾向なんですが、如何せんクリンチャーばっかし。
ホイールがクリンチャーばっかしなんでしょうね、きっと、売れてるのは。
そりゃそうか、そっちの方がフツーだしね。

しかし今の時期に何故に白タイヤのリリースラッシュなのかと云えば、
これはもうまさしくピストブーム。
これしかない。

数年前では考えられない様な色のパーツが目白押しですからね〜
実際、皆さんいろいろカラーで遊んでらっしゃるご様子ですね、街では。
そしてそんな中で軽〜くトレンドらしいのが白パーツ。
名駅の東急ハンズの自転車コーナーには
『トレンドのホワイトパーツ』コーナーまである始末ですからね。
まあ、ろくなパーツ揃ってませんでしたけどね、わざわざショウケースに入れてる割には。
でもまあ、そんな流行のおかげで終にチュブラーにも白タイアが出現したと、こうなる訳ですよ。

乗り心地が悪い&すぐ減ると分かっていても買ってしまう白タイアかな。

ContinentalのCompetition22にも黄色とかオレンジとかあるね。
こっちも牽かれるけどいや、高杉。さすがに最高級タイアには乗れんな。
前後で2万円超えるし。

Continentalは元々チュブラーって会社じゃないのかな?
最高級でもTPI値はそれほど高くはない。
Vittoriaみたいな会社は元々チュブラーだからTPIに結構力入れてるのかも知れない。

元々クリンチャーの会社はむしろ別の角度からタイアを考えてる様子。
しなやかな乗り心地よりもしっかりとした接地感とか。
だからあんましTPIにばかりこだわってもしょうがないんだと思う。
それよりもむしろ機械メイドなのか人間メイドなのかの方が重要だろうか、やはり。

機械メイドの方は折り畳んで売ってるね。

つまり、タイヤのリム側の長さとトレッド(接地する方)側の長さが等しい。
もちろんリムに付けて空気を入れれば当然接地側が外周になり長さも長くなる訳だから
どうなっているかと云うとトレッドが伸びているわけだ。
で、伸びた状態で乗ってるから乗り心地も硬いし(それが無条件に悪い訳ではないが)、
何か踏んでトレッドに穴が開いたら伸びの力で穴が拡大して行く傾向にある。
結果その大きくなった穴で次の異物を踏むとパンクとなる可能性が高い。

人間メイドは手っ取り早く云えば空気を入れた状態でトレッドを貼付けるから
リムに取り付けて空気を入れた状態がベストだ。
これが乗り心地などに繋がっているんだと思う。
ただし、空気の入っていない状態ではトレッド側が長くリム側が短いから
折り畳む事も出来ず(そりゃ畳もうと思えば畳めるだろうけど)円の状態で売られている。

まあ、そんな人間メイドタイヤは僕には縁のない存在かと思っていましたが、
ひょんな事から試しに乗る機会に恵まれ(本当に恵まれていたのかどうかは知らない)、
より高い次元を知る事が出来た。

低い次元に戻りにくいのが難点か。

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