将来の夢

昨日も暑かったが今日も暑い。
もうこうなると保見方面へは足が向きませんなあ。

先日食堂である学生が話しているのを聞いていた。
彼らは確か５年生だった筈だが、就職活動中らしい。
で、こんな話をしていた：

俺たちに“将来の夢は何ですか”なんて聞くなよな〜

そんなのどうしろって言うんだろーね

就職活動中の学生に聞く事じゃないよな〜

“製造業の企業に入社する事”とか言うわけ？

そんな将来の夢なんて.....

とまあ、そんな感じ。

よっぽど『お前らな、』と説教しに行こうかと思いましたが、
彼らが４年の時どう云う学生だったかも十分知っていますのでそんな気も失せ、
首を振りつつ聞き流していました。

将来の夢が仕事でしかないって言うのは、これはもう重症だ。
『一流企業に入社する事』が将来の夢になり得る事自体が驚きだ。
まあ、彼らも積極的にそれが夢だと叫んでいるわけではないが、
だとしたら彼らには本当に将来に関する希望はないのだろうか。

彼らは論外だとしても、多くの学生が似た様な状況にあるのかも知れない。
ふぅ〜

俺って何のために数学教えてるんだ？
バカバカしくなって来る。

外は暑い。
何となくハブの回転が渋く感じる。
いや、渋いと云うより重い。
気のせいだな、多分。