1er étape 2eme étape

6/01/2009

grande finale il giro

雨の中の最終ステージ個人TTが今終わった。

滅茶苦茶飛ばすディルーカ。
徐々にペースをあげるメンチョフ。

最後苦しんだディルーカのタイムはトップから45秒遅れぐらいか。
激しい走りだったな。
気合いが並大抵ではない。
雨は相当降っているから最初の方でスタートした連中とのタイム差は話に成らない。


メンチョフの走りに見入るディルーカとメンチョフが映し出される画面。

最初の計測地点ではディルーカが5秒リード。
しかし第2地点ではメンチョフが追い上げて
逆に15秒程ディルーカを引き離している。

第1ステージからの総合成績ではトップがメンチョフ、20秒遅れでディルーカ。
3週間、3400km走って来てたったの20秒だ。

しかしこの20秒が重い。
メンチョフはTTが得意だからね。
どう見ても苦しいのはディルーカだ。
そして今の所、最終ステージでもメンチョフがリードしている。
しかもディルーカは既に走り終えている。
もうこれはメンチョフで決まったと誰もが思った、まさに其の時だ。
メンチョフが雨でスリップして落車!!!!!!!!!!!!!!

何と言う事だ。
全くの直線だぜ?

もうディルーカが逆転優勝するためにはメンチョフの落車しか無いと云う
まさに其の落車が実際に起きてしまった。

5月9日にスタートしてから既に20日以上だ。
もの凄い激闘を繰り広げて来た 2009 Giro d'Italia も今日が最終日。
其の最後の最後にこんなドラマが待っていようとは誰が予想しただろうか?
序盤から中盤に掛けていい感じでレースを運びマリアローザを守っていたディルーカ。
しかし21日の12ステージ個人TTでのメンチョフのぶっちぎりで完全に形勢逆転。
その後は何とか差を詰めたいディルーカとそうはさせるかとぴったりマークして譲らぬメンチョフ。
ディルーカには結局何も出来ない日が続いた。
横をかすめて行くサストレ、バッソ。
この辺り、チームの力も感じずにはいられない。
ディルーカのチームはプロコンチネンタルチームだ。プロチームとは違う。
もちろんそれなりの顔はそろえているが、ラボバンクのメンチョフへのアシストは強かった。

後ろにぴったり貼付いたメンチョフと
それをどうしても振り切れないディルーカをずっと見ていると
何だか切なくなって来る。

今日は雨だ。

あの山頂の晴れ渡った青空だけがイタリアではない。
雨が降れば落車だってあるさ。

サポートカーから差し出された代車。
もの凄いスピードで乗り換えたメンチョフが必死に走る。

ゴール後、こんな風に派手な歓び方を、
この男がするんだ、と、みんなが思ったに違いない。
デニス・メンチョフ、今年のジロのチャンピオンだ。

そしてディルーカの充実した表情。

もの凄い3週間だったな。

まあ、またすぐに別の『もの凄い3週間』が来るんだけれどね。

3 件のコメント:

秘策ら さんのコメント...

しばらく、元気にしてますか。
なんだかそちらでもインフルエンザが
出たみたいだなあ。
今更じたばたしてもという話ではあるけど。

忌野清志郎を聞いているよ、今。
もうまもなく一ヶ月たつけど、
なんかなあ、へこんだなあ。気分が。
たいしてよく聞いていたわけではないんだけどね、なぜだろう。

関係ないが、今度オホーツクのサイクリング大会に
出てくる。
二日で二百キロ走ってくるよ。
くたばらないかちょっと不安だが。

Shermy さんのコメント...

雄武から斜里までの奴かい?

いいね。
良い季節にオホーツクか。
うらやましい限りだ。

1日100キロか。
お尻注意だな。
レーパン必須かな?

インフルエンザは1ヶ月前くらいは大騒ぎだったね。
ここら辺でも感染者が出たら公立学校は全て休校だとか言ってたからね。

でももう休校は無さそうな感じだな。
まあ、拡大し始めたら別だけど。

秘策ら さんのコメント...

レーパンなんて恥ずかしいカッコはできないけどね。
でもまあ、インナーにそんな感じのは履いていくわ。

なんか今年は三月くらいからやたらめったら昔の知り合いにばったりあったり、妙に夢の中にいろんな奴が出てくるから、これはこれは。前厄になんか不吉なことでも起こるのかと思って、その前にあそび倒そうと決めたんだ。インフルエンザにあたるのかなあと思ってたら、違ったけど。

Archiv

Category