タイアを換えた。
Vittoria corsa cx elite 21-28 なんだが、いつの間にか『白/黒』が出ていた。
いや、ひょっとしたら僕が気付かなかっただけで随分前からあったのかも知れない。
なぜならこいつには未だに『pro team』のロゴが入っているし、
1世代前のいわゆる『EVO』ではない corsa cx のシリーズに見える。
しかしどうやら現行品の様だし、よく分からない。
Vittoria日本のページを見ると↓
http://www.vittoriajapan.co.jp/syoukai/road-tubulars.html
ご覧の様に、この『cx elite』だけ『EVO』が付いていないのだ。
しかもこのオフィシャルページには cx elite の白/黒は載っていないのだが、大阪には何故かある↓
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/uemura-cycle.com/g/Vittoria_CORSA_CX_ELITE/index.shtml
でもオフィシャルページでは CORSA EVO CX II にはあるんだな、白/黒。
でもってこっちは大阪にはない。益々分からん。
どーでも良い話だが、近所だよ、本社。
知らんかった。
ウエムラは特注でチェレステカラーもあるから、白/黒もどっかの特注か?
Vittoria 本体(イタリア)の方を見ると、そもそも『corsa cx elite』なる商品はない。
でもまあ、『mondial』とか『nuovo pro』とかその手のタイアは数知れずですからね。
やっぱり『cx elite』は現行品と云うよりは1世代前のタイアであって、
日本では需要があるから売ってると言うところだろうか。
ごちゃごちゃして来たからもう良い。
要するに、だ、新しいタイアを履いて行ったわけよ。
以前使っていた『pro team corsa cx TT』との比較で言えば、
あの劇的なしなやかさはない。
多少の違いはあるだろうが、ほぼチューブの違いだけなんですよ、今回のタイアは。
と云う事は、要するに、あのしなやかさはラテックスチューブが生み出していたものだったわけだ。
クリンチャーでもチューブをラテックスにすればあんな感じに出来るのかな?
是非試してみたいですな〜
うちのルック車でやってみようか。
Vittoria は元々からしてチュブラーの会社だから(最近はクリンチャーも多いが)
チュブラーのケーシング(インナーチューブを覆っている筒)にはこだわりがおありのご様子。
コットンやらポリコットン(ポリエステルとコットン織り交ぜ)の繊維の細かさを大きく主張しておられる。
TPI(Thread Per Inch)と云う数値がその細かさを示していて、
最高グレードのもので320tpi、今回の cx elite で290tpiとなっている。
この辺りがおそらく業界最高値かな?クリンチャーだともっと激しく荒い。
では220tpiの1本2000円もしない『Rally』との違いはどうか?
これがないなら安い『Rally』で十分だ。30g重いだけだし。
パンク対策を言うなら『strada』にすれば良いだけ(白はないけど)。
これがね、やっぱり違うね。
確かに乗り味はラテックスチューブのものよりも Rally 寄り(多分これはとても失礼な言い方だな)。
良く言えばしっかり、悪く言えば硬い。
しかし Rally の様な気分の悪くなる様な硬さではない。
Rally は路面の小さなゴミでいちいち振動を拾って来るからね。
今回のタイアにはそう云うのはないね。微妙なしなやかさがある。
トレッド下に耐パンクベルトが入ってるらしいから月一でパンクする Rally よりは安心か。
しかしこれが『価格倍』の対価なのか?
もちろん本来はそうではないだろうが(トレッドも違う)、
基本たらたら乗ってる人間にとってはその程度の違いでしかないのも事実。
もう少し乗ってみないと分からんな〜
しかし白タイア人間としてはカラビンカさんの『白Rally』かこいつしかない。
前者は今のところ在庫切れのご様子(他所に流れたものならある様だが)。
そもそも1900年代初頭にタイアのゴムに炭素粉を混ぜる技術が確立されて以来、
耐久性のあるタイアと云えば黒が当たり前。
炭素粉を混ぜていないゴムでは耐久性が著しく劣る。
炭素を混ぜていないタイアはいわゆるゴム色。
別にこれを白くしたり、色んな色を着ける事が出来ないわけではないし
実際色んなカラータイアが存在しては居るが、
炭素を混ぜない限り耐久性は×。
しかし、だ。
細々とではあるが白タイアの系譜が存在する事も事実なのだ。
この系譜はちょっと意外なところにある。
まず1つはフォークリフトだ。
http://www.kyklostire.com/products/color.html?gclid=CPG5xfSroJcCFUUupAodK2yV9w
どうやら工場の床をタイアのブレーキング跡で汚したくないらしい。
あと、どうしても削れた黒い粉が飛び散るから確かに汚れる。
ブレーキかけた時にブレーキシューの粉が出るでしょ?あんな感じ。
ほぼ同じ理由で白タイアがメインストリームとなっている業界がある。
それは1輪車(屋内)だ。
体育館などで行われる1輪車競技では矢張り床を汚してはならないのですな。
こんなの↓
http://jua-web.org/premiumtire.html
耐久性も改善されて来ている様ですな。
こんなところで技術開発が進んでいるのか。
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