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9/22/2008

捩じれ

ウィールの振れ取りをするにはスポークの長さを変えるためにニップルを回すんですが、
ついでにスポークも引きずられて回ってしまい、結果的にスポークがねじれた格好になります。
そのまま乗ると走行中にその捩じれが戻ってしまってまた振れが出てしまいますし、
何よりもその捩じれが戻る時の音が『パキパキ』と気持ち悪いです。

普通のスポークだと単なる針金ですから捩じれてるのかどうか見ただけではよく分かりません。
ニップルを回す時に『くるっと回して少し戻す』と良いと云うのは、
この『少し戻す』時に余分なスポークの捩じれを戻すことが出来るからです。

幸い、現在僕のロードのウィールには扁平スポークが使われていて、
捩じれているかどうか一目で分かってしまいます。
これは良いですな。扁平スポークにするメリットありますね。
また、スポークが受ける空気抵抗も馬鹿にならないらしく、
本来の空力的メリットも確かにある様です。

ただ、よほど特殊なものでない限り、フツーのハブには取り付け出来ません。
要するに扁平ですから、ハブのスポークを通す穴に入らないからです。
さっき『よほど特殊なもの』と言ったのは、フツーのハブの穴に通せる扁平スポークも存在するからです。
どっかの特注だったかな?今でも特注受け付けてるらしいですが。
でもまあ、そう云うのは置いといて。

で、扁平スポークを使えるハブはどうなっているかと云うと、
スポークを通すところが単なる穴ではなくってなんて言うのかな、鍵穴?
ちょっと広がってますね。
後からの加工なのか、純正でこの穴の形状なのかは知りませんが、そうなっております。

こないだ振れ取りした後、捩じれをほかってあったんですが、
パキパキ五月蝿いことこの上ないので捩じれを戻してすっきりしました。
まだちょっと音がするな。何だろう?
あ、タイア貼付けてないからかな。
現状チューブラータイアをセメント無しで空気圧だけで付けております。
フツーに乗る分には特に問題ありません。
高速で下りカーヴを攻めるとかそう云うことをしなければ大丈夫っぽいです。

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